中国演奏旅行について

    西宮市吹奏楽連盟40周年の記念事業として、平成25年3月26日より中国姉妹都市である「紹興市」への演奏旅行を計画して参りました。しかし、昨今の中国政府の動向が連日のように報道されていますように、特に尖閣諸島国有化からの、中国政府の日本に対する強行な姿勢は、不安であると共に心が痛みます。

 
    実施を前提に、演奏旅行の計画や準備を進めて参りました。安全面を最優先に考えながら、西宮市役所秘書・国際課を窓口とし、中国紹興市との連絡を密にしておりました。しかし、現在の情勢では、実施する判断は到底できない、ということになりました。参加生徒の安全を最優先することを念頭に、本連盟の演奏旅行につきましても中止せざるをえない、と判断いたしました。
 
    中止になったことで、夢や希望をもってお申し込みしていただいた100名を超える各参加中学校吹奏楽部員、保護者の皆様、顧問様、関係諸氏の皆様に改めてお詫び申し上げる次第でございます。
 
    西宮市吹奏楽連盟は「音楽と出会うまち西宮」の合い言葉の下、吹奏楽を通し西宮市民の音楽文化の向上を図ることを念頭に置きながら、今後も連盟活動の活性化に努めて参ります。今後もより一層西宮市吹奏楽連盟の活動にご協力、ご支援くださいますよう、よろしくお願いいたします。
                                         
西宮市吹奏楽連盟
 
会 長 今西永兒
理事長 池上 達
 

海外演奏旅行について

 1月のニューイヤーコンサートにおいて、プログラム及び連盟会長からのご挨拶の中でご来場のお客様、西宮市民の皆様に、「来年に西宮市と姉妹都市提携のあるアメリカ合衆国スポーケン市への演奏旅行を予定しています」とお知らせし、その準備を進めてまいりました。

 しかし、スポーケン市市長が選挙によって交代されたこと。当初予定されていた旅費が大幅に超えることなど、実施に向けて困難な状況が浮上し、行き先を再考いたしました。そして2月16日(木)臨時常任理事会を開催し、審議をいたしました。その結果、日中国交正常化40周年であること、姉妹都市提携のある中国紹興市側から熱烈な歓迎があったことなどを踏まえて、中国紹興市へ行き先を変更いたしました。

 当連盟としましては、西宮市吹奏楽連盟創立40周年を迎えるにあたり、今まで以上に「音楽と出会うまち西宮」がさらに発展していく一翼を担えたらと考えております。是非皆様のお力をお借りして、海外演奏旅行を実現できますよう、ご理解、ご協力、ご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。